2018年12月19日(水)

マイクロソフト、ウエアラブル端末を発表 バンド型で健康管理

2014/10/31付
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【シリコンバレー=小川義也】米マイクロソフト(MS)は29日、同社初のウエアラブル端末となる「マイクロソフト・バンド」を発表した。心拍数や歩数、消費カロリーなど運動量を計測するリストバンド型で、同時に発表した健康管理アプリと組み合わせて使う。米アップルも健康管理機能を備えた腕時計型端末を来年発売する予定。MSの参入でウエアラブル端末を巡る競争がさらに激しくなりそうだ。

価格は199ドル(約2万1000円)。米国で30日から数量限定で販売する。米国以外での発売は未定。1.4型の液晶画面を搭載した端末には、全地球測位システム(GPS)を内蔵。ランニングの走行距離などが計測できるほか、スマートフォン(スマホ)と連動してメッセージの確認やスケジュールの管理などもできる。

無料の健康管理アプリ「マイクロソフト・ヘルス」は、リストバンドで計測したデータをクラウドで管理し、運動や健康に関するアドバイスを提供する仕組み。MSの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したスマホだけでなく、アップルの「iPhone(アイフォーン)」や、米グーグルの「アンドロイド」OSを搭載したスマホでも利用できる。

同アプリは米ジョウボーンのリストバンド型端末「アップ」など、競合する製品を連動させてデータを管理・分析することも可能だという。

ウエアラブル端末を巡っては、アップルが長く噂されていた腕時計型の「アップルウオッチ」を来年初めに発売すると発表するなど、注目が高まっている。

米調査会社IDCによると、2014年のウエアラブル端末の出荷台数は世界全体で約1900万台になる見通し。当初は米フィットビットなど新興企業が市場をけん引していたが、韓国サムスン電子やソニーなど大手企業が相次ぎ参入したこともあり、18年には1億1000万台以上まで増えると予測する。

ただし、ウエアラブル端末を1年以上前に購入した人の3分の1は、全く使わなくなったり、使う頻度が減ったりしているという調査データもある。継続的に使ってもらうには、アプリの拡充に加え、電池の持ちなどハードウエアの改善が欠かせないとの指摘もある。

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