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飯舘村の太陽光発電会社 福島・宮城4行が協調融資

東邦銀行など福島・宮城両県の地方銀行4行は24日、福島県飯舘村が出資する太陽光発電会社に協調融資したと発表した。東邦銀が主幹事となり大東、福島、七十七の各行が参加。合計40億円の資金を融資する契約を結んだ。

村は東京電力福島第1原子力発電所事故に伴い全村避難が続いている。4行は協調融資を通じ、県境を超えた連携で復興を積極的に後押しする姿勢を示す。

4行が融資するのは村が東光電気工事(東京・千代田)と共同出資する「いいたてまでいな太陽光発電」。太陽光発電事業のための特別目的会社(SPC)として発足した。

計画では村が所有する牧草地14ヘクタールに発電規模1万キロワットの太陽光発電所を建設する。すでに6月に着工し、2016年4月の発電開始を目指している。

発電した電気は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、全量を20年間、東北電力に売電する契約を済ませている。収入の一部を村の復興事業に生かす。

融資は数回に分けて行う予定で、初回として1億9千万円の融資を実行した。太陽光パネル、架台などの購入や建設資金に充てる。

東邦銀によると、自治体が出資するSPCへの協調融資は珍しい。同行では「融資額は単独でも対応可能な規模だが、県内外の銀行が参加することで復興を応援する姿勢を示したい」(法人営業部)としている。

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