米マイクロソフトと米IBM、大企業向けクラウドで提携

2014/10/23付
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 【シリコンバレー=小川義也】米マイクロソフト(MS)と米IBMは22日、大企業向けのクラウドコンピューティング分野で提携すると発表した。お互いのソフトウエアをそれぞれのクラウド上で使えるようにする。企業向けIT(情報技術)分野で競合関係にあるが、クラウド分野で勢力を拡大する米アマゾン・ドット・コムや米グーグルに連携して対抗する。

 今回の提携で、MSのクラウド基盤「アジュール」の顧客企業は「ウェブスフィア」や「DB2」などIBMのミドルウエア(基盤ソフト)を利用できるようになる。IBMのクラウドを利用している企業は、MSの「ウィンドウズサーバー」や「SQLサーバー」などのソフトや開発基盤「ドットネット」を利用できるようになる。

 MSとIBMの顧客企業は、すでに持っているソフトのライセンスをクラウドでそのまま使えるため、コスト削減にもつながるという。

 大企業の間では情報セキュリティーなどの理由から、外部のクラウドに100%移すのではなく、自前のインフラと併用する例が多い。MSとIBMは顧客企業が社内の情報システムで採用しているソフトをクラウド上でも使えるようにすることで利便性を高め、アマゾンやグーグルに顧客が流出するのを防ぐ狙い。

 MSのスコット・ガスリー上級副社長は「社内システムでもMSのクラウドでも第三者のクラウドでも、顧客企業がクラウドの恩恵を最大限引き出せるようにするのが我々の使命だ」と説明した。IBMのロバート・ルブランク上級副社長も「今回の合意は顧客企業にオープンなクラウド環境を提供するIBMの戦略に沿ったものだ」とした。

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