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エルメス、中国出店を年1店に抑制

■エルメス(仏ファッションブランド) 2015年以降、中国出店を年1店に抑える。革職人を常駐させるなど店ごとの魅力づくりに注力し、海外に流出している中国の消費者を中国大陸の店舗に引き戻す。

エルメス大中華圏の曹偉明総裁が英ニュースサイトのビジネス・オブ・ファッションに明らかにした。曹総裁によると、中国人がエルメス商品を購入する場所は大陸が3分の1、香港・マカオが3分の1、欧州が3分の1となっている。これを数年内に大陸50%、香港・マカオ50%に修正するのが目的という。

カギを握るのが中国大陸の店舗の魅力づくりだ。例えばこのほど上海に開いた旗艦店は店舗面積が1170平方メートルと大きい。1928年に建てられたれんが造りの旧学校を6年かけて改装した。店舗の2階には革製品、縫製仕立て、時計づくりの職人3人を常駐させ、商品の修理やVIP向けのカスタムメードのアイテムを提供する。

エルメスは97年に中国に進出し、現在15都市22店舗を持つ。10年後には35店体制にする。

中国ではヒューゴ・ボス、アルマーニ、ダンヒル、モンブラン、コーチの5ブランドが100店超、ルイ・ヴィトン、グッチ、バーバリーは50店前後を展開している。各社とも大量出店を続けてきたが、習近平指導部の倹約令や、消費者の海外流出により店舗戦略の見直しを迫られている。(大連=森安健)

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