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「リキャップCB」相次ぐ アデランス、100億円調達

新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行と自社株買いを組み合わせた「リキャップCB」が相次いでいる。調達した資金を投資だけでなく、自己資本の圧縮にも回すことで自己資本利益率(ROE)が向上し、株価上昇につながる可能性もあるとして発行が増えている。

アデランスは17日、CBの発行と自社株の取得を発表した。100億円を調達、うち52億円を米かつら大手ヘアクラブの買収にかかった長期借入金の返済に充てる。国内のかつら事業向け設備資金にも振り向けるが、残り30億円は自社株の取得用とする。

CBは5年物のゼロクーポン債で10月7日に発行する。1株利益の希薄化を抑えるため、株価が一定期間、転換価格を3割上回らないと転換できない条項を盛り込んだ。

自社株取得の上限は210万株で発行済み株式総数(自己株式を除く)の5.69%に相当する。主に東京証券取引所の立会外取引で買い付ける。18日の取引時間前、196万8500株を17日終値の1524円で取得する。

同社株式の約28%を保有する筆頭株主、米投資ファンドのスティール・パートナーズが、立会外取引により保有するアデランス株の売却に応じる可能性もある。

家電量販大手のエディオンも同日、ユーロ円建てCBを発行し約150億円を調達すると発表した。払込日はロンドン時間の10月3日で償還期限は2021年10月。表面利率が付かないゼロクーポン債として発行する。

調達した資金のうち80億円は西日本地域に出す新店や、既存店に併設する住宅リフォームの展示スペースなどに充当、20億円は通販サイトのシステム整備に充てる。残りの50億円で自社株を取得し、自己資本を圧縮する。

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