2019年9月18日(水)

水産物の共同倉庫、気仙沼の加工組合が着工

2014/9/2付
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東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の水産加工業者でつくる気仙沼鹿折加工協同組合は5日、同市鹿折地区の水産加工団地内で冷蔵倉庫の建設工事を始める。投資額は19億円。加入企業が共同で原料や商品を保管し、維持管理費を軽減する。2015年3月に完成予定で、4月から利用を開始する。

気仙沼市が12年8月から整備を進めてきた気仙沼湾に面する鹿折地区の加工団地(約11ヘクタール)の造成工事が一段落したため、着工する。5日に建設予定地で地鎮祭を開く。

冷蔵倉庫は平屋建てで、敷地面積は約8000平方メートル。約4200トンの水産物の保管能力を備える。倉庫のほか組合が使う事務所や、原料の解凍などで使う滅菌海水を供給する海水処理施設も新設。建設費用は農林中央金庫が全額融資する。

同組合は12年8月、被災した市内の水産加工業者が結成し、現在は19社が加入している。冷蔵倉庫などの施設利用や新商品の開発、販売などで連携する。三井物産と住友商事が販路開拓などを支援し、首都圏の百貨店などへの納入実績もある。加工団地では今月から、加入企業による加工場の建設も本格化する。

組合理事長を務めるかわむら(気仙沼市)の川村賢寿社長は「やっと着工にこぎつけた。冷蔵倉庫の完成で組合としての本当のビジネスが始まる」と話す。

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