2019年6月26日(水)

空き家活用、民間から提案 豊島区

2014/8/1付
保存
共有
印刷
その他

東京都豊島区は建物内の抜本改装をさす「リノベーション」によるまちづくりを進める。民間から提案を募集。区内に2万戸以上ある空き家を若者らが共同で住む「シェア居住」や改修可能な「カスタマイズ賃貸住宅」などニーズの高い住宅に転換する。魅力的な住宅により人を呼び込む。

区内の空き家の大半は共同住宅のため、施策の焦点を共同住宅オーナーにあてる。池袋を中心とした利便性の高い地区に居住を希望する若者や子育て世代は多く、空室となっている共同住宅を入居希望者のニーズに沿った物件に改修するのを後押しする。

具体的な手法としては商店街活性化などの民間提案をコンペ方式で受け付ける「リノベーションスクール」を空き家対策にも導入する。年内にも区内で開催する計画で、都内初の導入例という。

雑司が谷など、空室率の高い共同住宅の集積エリアを指定して改善策をまちづくり会社などに提案してもらう。収益計画を含めた企画案をオーナーに選択してもらう。区は開催費を負担するほか、改修費用向けに低利融資などを検討する。2015年度以降は年2回程度、定期開催する。

同区は民間有識者会議が公表して話題となった「消滅可能性都市」に23区で唯一含まれた。そこで、6月に「消滅可能性都市緊急対策本部」を発足したが、7月24日で終了。今後は常設の「持続発展都市推進本部」が具体的な事業を進め、「空き家対策の見本となりたい」(高野之夫区長)としている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報