2019年6月19日(水)

「コト消費」向け小型店 カインズ、都市部展開へ

2017/9/29 7:01
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ホームセンター大手のカインズは29日、名古屋市内に小規模の新型店「スタイルファクトリー」の1号店を開店する。既存店に比べ商品数を絞り、プライベートブランド(PB=自主企画)商品の比率を高める。購買より体験を重視する「コト消費」を意識した売り場展開にする。新型店で都市部の販路開拓を狙う。

同日開業する商業施設「テラッセ納屋橋」に入居する。周辺にはオフィスやホテルが多くあり、会社員らの来店を見込む。

新店の売り場面積は約2350平方メートルと、同社の大型ホームセンターの5分の1程度にする。商品数も約1万5千点と同様に10分の1程度に絞り込み、通路も広めにすることで買い物しやすくする。PB商品の割合が3割と、既存店の1割程度から引き上げる。

売り場は商品別ではなく、消費者の生活様式に応じて4つのコーナーに分ける。「楽カジ」では焦げ付きにくいフライパンや衣類が乾きやすいハンガーを、「ホームデザイン」ではマットやカーテン、収納用品をそれぞれ販売する。

「ウェルネス」には健康食品やスキンケア用品などの美容グッズをそろえる。「DIYスタイル」には工房を設置し、デジタル加工機を備え自由に使えるようにする。雑貨のセレクトショップやカフェなども設ける。

カインズは全国に約200店を展開。小売業界では異業種の参入などで競争が激化しており、都市部での販路開拓も必要になってきている。

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