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LG電子、白物家電のIoT工場 韓国南部で590億円投資

【ソウル=山田健一】韓国LG電子は27日、約6000億ウォン(約590億円)を投じて白物家電の「スマート工場」を2023年に韓国南部に新設すると発表した。人工知能(AI)とあらゆるモノがネットにつながるIoT関連設備を導入。韓国国内の既存工場に比べて生産能力を5割引き上げる。工場のIT(情報技術)化で先行し、世界市場で生き残りをはかる。

韓国南東部の慶尚南道・昌原(チャンウォン)にある昌原第1事業所を再構築する。現存する事業所の近くに延べ床面積33万6千平方メートルの大型の新棟を設け、生産機能を21年から順次移管する。

昌原第1事業所は冷蔵庫やオーブンなど調理関連の白物家電をてがける。成長する中国勢との競争を打ち勝つには、生産棟が6つに分かれた現在の事業所を増築、拡張する方式では限界があると判断した。生産ラインを刷新し、新棟の工事が完了する23年に年産能力を300万台(現在は200万台)にする。

部品の調達から生産、品質検査、製品出荷と続く一連の生産プロセスを1つのシステムに統合し、効率的に運用する。AIが生産計画の策定から生産設備の稼働まで自動的に制御することで工程間の待ち時間などの無駄を省けるとみている。

LG幹部は「スマート工場はグローバル市場に対応した高級家電の中核拠点になる」と話す。環境面では太陽光発電設備や蓄電池を導入して温暖化ガスの排出量を減らす。

LG電子は白物家電が稼ぎ頭。英ユーロモニター・インターナショナルの調べでは、代表的な白物家電である冷蔵庫と洗濯機の世界シェア(16年)は6.7%と7.9%で、ともに4位だった。

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