2019年6月16日(日)

石油需要「EV普及で減少早まる」 FTサミットで

2017/9/25 22:35
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【シンガポール=田村茜】英フィナンシャル・タイムズ(FT)は25日、シンガポールで「FTコモディティーアジアサミット2017」を開いた。アナリストやトレーダーらによるパネル討論では、電気自動車(EV)の普及によって石油需要がピークを越え、減少に向かう時期が早まるとの見方が出た。

フランスや英国は2040年以降、ガソリン車やディーゼル車の販売を禁じると表明した。米運用会社サンフォード・バーンスタインのマーク・ニューマン氏は「EV自体のコストが年々下がっている。近い将来にEVはハイブリッド車(HV)より安くなる。21年を境にEV普及率は急速に伸びそうだ」と述べた。

エネルギーに詳しいジャーニー・コバチュベチュ氏は、EV普及をにらみ「40年代とも30年代ともいわれていた石油需要のピークは前倒しされ、20年代に早まりそうだ」との見解を示した。

デンマークのトレーディング会社、マースク・オイル・トレーディングのサバス・マノーソス氏は日本経済新聞の取材に「中国やインドを中心に世界の石油需要が伸びる一方、供給も増える。ニューヨーク市場の原油先物は20年ごろまで1バレル40~60ドルで推移しそうだ」と話した。

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