/

欧州中銀、フィンテック企業への銀行免許付与に指針案

【ベルリン=石川潤】欧州中央銀行(ECB)は21日、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック企業が銀行免許を獲得するための指針案を公表した。広く預金を集めたり、融資を実行したりするには銀行免許が必要で、免許の申請を検討するフィンテック企業が増えているためだ。指針を定めることで免許獲得までの道のりを透明にし、便利で安全な新しい金融サービスが広がりやすくする。

ECBはフィンテック企業や金融機関などから幅広く意見を募ったうえで、今年12月にも指針を定める。英国の欧州連合(EU)離脱を背景に、フィンテック企業だけでなく免許獲得を目指す企業全体を対象にした指針案も同時に公表した。

ECBにとっては、金融システムの健全性を確保しながら、金融サービスの技術革新を後押ししていくことが課題だ。フィンテック企業やIT技術を使った新サービスを検討する金融機関に対し、免許獲得に必要な条件を分かりやすく示すことが必要と判断した。

具体的には、経営陣には技術に詳しいメンバーだけでなく、銀行業務に詳しいメンバーも入ることを求めている。サイバーテロなどに対する安全性の確保やIT関連の業務の外注の状況なども認可の基準になる。また、事業が軌道に乗るまで3年程度、損失に耐えることができるか、事業から混乱なく撤退するための計画があるかも問われる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン