/

AIA、豪・NZで生保首位に 現地行から3400億円で部門買収

【香港=粟井康夫】香港を拠点とするアジアの保険大手、AIAは21日、オーストラリア・コモンウェルス銀行の生命保険部門を38億豪ドル(約3400億円)で買収すると発表した。関係当局の認可を経て、2018年中の完了を目指す。買収によってAIAは豪・ニュージーランド市場でシェア首位に立つ。

業界推計によると、豪市場でのAIAのシェアは26%と、第一生命ホールディングス傘下のTAL(17%)を上回りトップとなる。AIAは年金基金加入者向けの団体保険に加え、銀行窓口での個人保険販売を強化し、移民受け入れによる人口増が見込まれる豪州で事業拡大を目指す。

豪州の銀行では資本規制の強化を受け、生保事業を売却する動きが広がる。ナショナルオーストラリア銀行は日本生命保険に、マッコーリー・グループはチューリッヒ生命にそれぞれ売却済み。コモンウェルス銀行の生保部門にも複数の海外生保が関心を示していたが、AIAが競り勝った。

AIAは日本を除くアジア太平洋の18カ国・地域で事業を展開している。米国の保険持ち株会社AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)のアジア部門だったが、12年に資本関係を解消した。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン