中国の車部品工場、環境規制で操業停止 GM・VW車に影響も

2017/9/20 23:03
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【上海=小高航】中国で厳しさを増す環境規制の余波で、自動車部品の調達難が取り沙汰されている。独部品大手シェフラーの下請け工場が中国当局の環境規制違反で操業を停止。シェフラーが部品を製造できなくなると、供給先である米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)の生産に影響が出る恐れがある。

中国メディアによると、上海で金属加工などの中国企業がこのほど操業停止を命じられた。シェフラーは先週、この中国企業から部品を調達できなければシェフラーも操業停止を迫られるとして、上海市政府に善処を求める書簡を送った。

シェフラーはGMやVWなど欧米メーカーの中国合弁ブランドや、中国の完成車メーカーに部品を供給している。シェフラーは18日、「現時点で影響は制御可能だ」との声明を発表した。ただ、シェフラーの部品は200以上の車種に採用されているといい、今後、影響が出る可能性がある。

中国では深刻な大気汚染や水質汚染を受け、当局による環境規制が厳しくなっている。段ボールなどの原紙メーカーの工場が相次ぎ操業停止を命じられ、段ボールの価格が急騰するといった事態を招いている。

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