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三井物産、インドネシアで乳製品事業 酪農から加工まで

【ガルット(インドネシア西部)=鈴木亘】三井物産はインドネシアで乳製品事業に参入する。現地食品大手であるABCグループの子会社に出資し、生乳から乳製品まで一貫生産し、国内で販売する。牧場と工場の初期投資額は約5000万ドル(56億円)。所得上昇を背景に拡大する乳製品の需要を取り込む。

三井物産はABCの子会社である「ラッフルズ・パシフィック・ハーベスト」に10億円を出資し、30%の株式を取得した。20日、西ジャワ州ガルットの高原で牧場の開所式を開いた。同社が運営するこの牧場は72ヘクタールの用地でまず牛900頭を飼育する。長期的に1万頭規模まで増やす計画だ。

生乳は約30キロメートル離れたバンドン郊外で加工工場を持つ別会社「ABCコーゲン・デイリー」に供給する。同社にも三井物産は10億円を出資し、30%の出資比率を持つ。同社は年内に牛乳や乳製品の販売を始める。

三井物産はニュージーランドなどで輸出向けが主力の酪農事業に参画した実績がある。インドネシアでは乳製品市場が順調に拡大する一方、大規模な酪農家や流通インフラが不足していることから、アジア有数の輸入国になっている。

乳製品事業を統括するABCのウォーレン・チュー氏は「高品質な牛や技術への投資で差別化を進める」と述べ、将来的には「乳製品でシェア3位以内を目指す」と意気込みを示した。

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