がん診断101万人 今年、高齢化で最多に 国立がんセンター予測

2017/9/20 0:00
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国立がん研究センターは、2017年に新たにがんと診断される人は101万4000人とする予測を発表した。がんで死亡する人は37万8000人とした。それぞれ過去最多。高齢化を背景に、今後も患者は増加する見通しだ。

がんの罹患(りかん)、死亡統計は数年遅れで公表されるため、同センターは新規の患者と死亡者の予測を公表している。人口動態統計や過去10年程度の罹患、死亡データなどをもとに算出した。

今年がんと診断されるのは、男性57万6000人、女性43万8000人と予測。全体で16年の予測より3800人増えた。部位別で見ると、大腸、胃、肺、前立腺、乳房の順で多かった。死亡者の予測は全体で同4000人増えた。部位別では肺がんが最も多かった。

今回まとまった13年の統計についても公表した。新たにがんと診断された患者は86万2000人(推計値)で前年よりやや減少した。同センターは「減ったのはデータの処理の仕方を変えたため」と説明しており、長期的には増加傾向にあるという。男性49万8700人、女性36万3700人。部位別でみると男性は胃、肺、大腸の順に多く、女性は乳房、大腸、胃の順だった。

新たにがんと診断される人の割合は、日本海側に多い傾向がみられた。都道府県別では広島や鳥取、秋田、石川、富山が多かった。

部位別では、胃がんは男女とも秋田、山形で多く、死亡率も高かった。大腸がんは秋田、広島、京都で男女とも多かった。死亡率が最も高かったのは青森だった。肺がんは北海道と鳥取が男女とも多く、死亡率も高かった。

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