沖縄戦集団自決の壕 「肝試しで」荒らす 容疑の4少年逮捕

2017/9/16 12:36
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太平洋戦争末期の沖縄戦で住民が集団自決に追い込まれた沖縄県読谷村の自然壕「チビチリガマ」で遺品などが壊された事件で、嘉手納署は15日、看板や千羽鶴を傷つけたとして、器物損壊の疑いで県内に住む16~19歳の少年4人を逮捕した。署によると、いずれも容疑を認め、現場に行った理由について「肝試しだった」などと供述しているという。

逮捕容疑は5日正午ごろ~12日午前11時ごろの間、読谷村波平の村指定文化財チビチリガマで看板2枚や千羽鶴4束などを損壊した疑い。

署によると、10日午前にバイクで訪れ「棒で壊した」と話しているという。置かれている遺品の瓶やつぼが割られているのも見つかっており、少年の関与の有無を調べている。

集団自決で祖母ら5人を亡くした遺族会の与那覇徳雄会長(63)は取材に「亡くなった方々への侮辱だ」と話した。

チビチリガマでは、平和学習で訪れた中高校生がささげた千羽鶴の一部が地面に放り出されたり、平和を願う歌の書かれた看板が引き抜かれたりしているのが12日に見つかり、与那覇会長が署に通報した。〔共同〕

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