遠隔で死亡診断可能に 厚労省、テレビ電話など活用

2017/9/14 1:53
共有
保存
印刷
その他

 厚生労働省は13日までに、過疎地や離島などで患者が亡くなり医師がすぐに駆けつけられない場合、テレビ電話などを活用し、看護師から心停止などの報告を受けた医師が死亡診断するための指針を作成した。住み慣れた場所で最期を迎えられるようにするのが狙い。同省は今後、看護師向けの研修を始め、遠隔での死亡診断の運用を始める。

 医師法では死亡診断書を交付する場合、医師は自ら診察することを義務付けている。ただ、患者が離島などで亡くなり、医師がすぐに駆けつけられず、埋葬や火葬の手続きが遅れてしまうことが問題となっている。

 こうした点を踏まえ、今回の指針では、直接対面して診察した場合と同程度の情報が情報通信機器を使って得られるならば、遠隔から死亡診断を行うことは法令上可能と明記した。

 具体的な要件としては、(1)医師と看護師が十分な連携が取れ、患者や家族の同意がある(2)医師が直接対面し、死亡診断を行うまでに12時間以上かかる――などを挙げている。

 死亡の確認に立ち会う看護師は、実務経験5年以上などを要件とする。看護師はテレビ電話などを活用し、心停止や呼吸停止などを医師に報告する。死亡確認後は、医師がテレビ電話などで遺族に説明し、看護師が遺族に死亡診断書を手渡す。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

厚生労働省テレビ電話電話死亡診断看護師医師

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:01
7:01
東北 7:01
7:01
関東 7:01
7:01
東京 7:00
7:00
信越 7:00
7:00
東海 7:05
7:01
北陸 6:02
6:01
関西 6:05
6:01
中国 7:01
7:00
四国 7:01
7:00
九州
沖縄
10:33
6:00

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報