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血液でがん遺伝子特定 東京医科歯科大

東京医科歯科大は13日、がん患者の血液から、原因となる遺伝子変異の種類を特定する新しい検査の臨床試験を始めたと発表した。一度に73種類の変異を調べることが可能で、遺伝情報を利用して患者に合った個別化医療を提供する「がんゲノム医療」につながると期待される。同検査の臨床試験は国内初。

がん細胞の遺伝子を調べるには、一般にがん組織の一部を切り取る「生検」が必要だが、新検査は血液に含まれる、がん細胞から放出されたDNAを検出するため、採血だけで検査が可能となる。

新検査は米ベンチャー企業が開発し、大学が8月28日に実施した。米国で分析し、約2週間で結果が出る。医師は結果に基づき患者に最適な薬を選んだり、がんの進行を予測したりできる。

検査の対象となるのは、標準的な治療では効果がなかった各種がん患者で、2年間で500人を予定している。

国内では、血液から肺がんに関係する1種類の変異を調べる検査が承認されているが、一度に多数の変異を調べる検査はない。〔共同〕

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