2017年11月25日(土)

バイオVBの育成拠点、始動 京大

2017/9/14 6:00
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 京都大学は吉田キャンパスに整備していた医薬系総合研究棟にバイオ系ベンチャーを育成する拠点「イノベーションハブ京都」を開設し、13日に記念式典を開いた。京大の湊長博・研究担当理事は「文字通りハブとしていろんな人をつなぐ場にしたい」とあいさつ。京都市の門川大作市長は「ここからベンチャー企業がどんどん誕生してほしい」と語った。

 イノベーションハブは基礎的な実験設備のほか、最新の分析機器や動物実験設備も低コストで利用でき、十分な資金や設備を持たなくても、事業化に向けた実験に取りかかることができる。

 京大発ベンチャーの京都創薬研究所、キノファーマ、サイアスなどが入居した。京大系ベンチャーキャピタル(VC)の出資第1号のAFIテクノロジーは細胞や微生物が持つ電気的特性を活用して、不純物を分離する技術に強みを持つ。検体を培養するよりも素早く低コストで検査ができ、食品の品質管理などに効果を発揮する。

 施設には大学との共同研究やベンチャーとの連携を目指す製薬会社や医療機器メーカーも入居。ヘルスケア分野への新規参入を考えている企業や投資会社、地元自治体にもパートナーとして参加してもらう。

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