2017年12月17日(日)

返済いらない奨学金 4年で200万円 川越市

2017/9/7 7:00
保存
共有
印刷
その他

 埼玉県川越市は2018年度に入学する大学生を対象に、返済の必要がない給付型奨学金制度を始める。篤志家からの寄付金5000万円を活用し、1人あたり4年間で計200万円を支給する。市によると、県内自治体で大学生を対象とした給付型奨学金制度を設けるのは羽生市に次いで2例目。

 対象は4年制以上の大学に進学する市内在住の学生で、年間5人程度。詳細な支給条件は今後詰めるが、高校での成績や校長推薦、所得など一定の基準を設ける見通しだ。対象者には入学金20万円と、年間45万円を4年間支給する。募集要項は市の広報紙や市のホームページなどで周知する。

 川越市医師会の会長を務めた故犬竹庸二氏の妻から市に昨年、経済的理由で大学進学が難しい学生を支援する目的で5年間に計5000万円を寄付するとの申し出があった。市はこれを財源に基金を創設し、奨学金制度を始める。関連する条例案を9月議会に提出した。

 犬竹氏の妻は市を通じて「地域医療に貢献してきた夫の遺志を受け継ぎ、地域貢献の一つとして数年前から大学進学者への就学支援をしたいと考えていた」とコメントした。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

犬竹庸二川越市奨学金奨学金制度



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報