東洋紡、核酸医薬品を受託生産 18年にも参入
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東洋紡はバイオ医薬品のひとつ、核酸医薬品の生産受託を2018年にも始める。DNAやRNA(リボ核酸)の合成技術をこのほど確立した。滋賀県内の工場に原薬生産に使う設備を導入する。投資額は数十億円の見込み。東洋紡はこれまでも医薬品の生産を請け負っており、繊維など主力事業より採算の良い医薬分野を強化する。
すでに製薬会社と交渉を進めており、大津医薬工場(大津市)の機器を拡充して生産する。
核酸医薬は人...
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