2019年1月23日(水)

チタンで治療用人工骨 ヤマウチマテックス、医療分野進出へ

2017/8/11 6:02
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チタン製の眼鏡部品加工が主力のヤマウチマテックス(福井市)は医療分野に進出する。2019年度をメドに富山大学などと連携し、骨転移のがん治療に使う人工骨を開発する。眼鏡で培ったチタン加工技術を応用し、患者の病状や骨格に応じて製造することを目指す。

部品加工のグループ会社、ヤマウチマテックス・エンジアリング(同)を通じて開発する。富山大が臨床試験の中心となり、福井大学と福井県工業技術センターがデータ解析などで協力する。

手や足の骨に転移したがんを取り除き、その部分を補う人工骨を開発する。関節に近い場所を人工関節に置き換える方法はあったが、関節から遠い部分を補填できる有効な治療法はなかったという。

患者のコンピューター断層撮影装置(CT)データなどをもとにチタン粉末から3Dプリンターで人工骨をつくる。切削、研磨の機械を使って仕上げ、全体で10日程度の納期を見込む。

経済産業省が産学連携などを支援する事業として採択し、3年間で約1億円を補助する予定。実現すれば、手術や治療までの時間短縮を通じて、患者や医師の負担軽減が期待できるという。

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