東武鉄道のSL、51年ぶり勇姿 鬼怒川線で運行

2017/8/10 14:56
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東武鉄道は10日、栃木県日光市の鬼怒川線で蒸気機関車(SL)「大樹(たいじゅ)」の運行を始めた。同社でSLが走るのは51年ぶり。日光・鬼怒川や東北への観光周遊につなげる。

東武鉄道の蒸気機関車復活運行でテープカットをする関係者(10日午前、栃木県日光市)=共同

東武鉄道の蒸気機関車復活運行でテープカットをする関係者(10日午前、栃木県日光市)=共同

機関庫がある下今市駅(栃木県日光市)で出発式典を開いた。東武の根津嘉澄社長は「国内外いろいろな方々にSLの魅力を体感してほしい」と述べた。

関係者を乗せた祝賀列車は午後0時25分に下今市駅をたち、汽笛や黒煙とともに鬼怒川温泉駅へと向かった。

JR北海道などが車両や関連設備を提供。SLを既に手掛ける各地の鉄道会社が運転や保守の技術研修に応じるなど、業界ぐるみの協力を受け復活にこぎつけた。

群馬県安中市から2時間かけてやってきたという田村誠さん(40)は父親が長年、JRや秩父鉄道でSLの運転士を務め、大樹プロジェクトでも運転を指導したという。「昔ながらの鉄道が現代に残るのがすばらしい。父親がそれに携わるのは誇り」と語った。

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