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ラグビー女子W杯9日開幕 体格差はねのけ8強めざす

2017/8/9 16:00
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 ラグビーの女子ワールドカップ(W杯)が9日からアイルランドで開かれる。4大会ぶりに出場する女子日本代表は、男子日本も未体験の8強進出を目指す。国内の女子の競技人口は男子よりはるかに少なく、強豪国との体格差は男子よりも大きい。状況は厳しいが、2015年のW杯で世界を驚かせた男子に続く躍進はなるか。

 W杯は12チームが参加。4チームずつの3組で1次リーグを行う。各組の1位チームなど4強で決勝トーナメントを実施。残りの8チームは順位決定戦に回る。

 日本が1次リーグで対戦する国は、世界ランキング4位のフランス、5位のアイルランド、6位のオーストラリアという強豪ばかり。ランキング14位の日本とは順位以上に力の差がありそうだ。

 特に「平均身長は相手が10センチ高い」と有水剛志ヘッドコーチ(HC)。ラインアウトでは「前後のタイミングで(相手をずらして)取らなくては」と警戒し、「体重も大きく劣る。肉弾戦で後手に回らぬようにブレークダウン(密集戦)、コンタクトプレー、ボールのキープ力を第一に選手を選んだ」と語る。

 男子同様に勝機は動きの量にある。豊富な走り込みの結果、「(運動量で)負けることはない」と斉藤聖奈主将(パールズ)は胸を張る。キックで重い相手を背走させて僅差で食らいつき、少ない好機で仕留めたい。

 日本は国際ラグビーボード(IRB、現ワールドラグビー)未公認の1994年大会で1勝を挙げ、8強に入った。しかし、2002年大会の後は出場すらできなかった。国内の競技人口は男子の10万人超に対し、約4000人。リオデジャネイロ五輪に7人制女子代表が出場したことで裾野は広がりつつあるが、女子の単独チームは少なく、多くの学生は男子に交じってプレーする。

 その境遇はかつての女子サッカーと重なる。なでしこジャパンも冬の時代が長かったが、11年のW杯優勝、12年のロンドン五輪銀メダルで人気種目の仲間入りをした。「自分たちもなでしこみたいにしっかり結果を出せば、注目してもらって競技の発展に貢献できる」と斉藤主将は話している。(谷口誠)

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