「日本人英語」を音声認識 イーオン、NTT・東大と研究
■英会話教室のイーオン(東京・新宿) NTTや東京大学と組み、日本人が話す英語を聞き取れる音声認識技術の共同実験を始めると7日に発表した。ネイティブとは異なる日本人特有の発音を認識できるのは珍しいという。今秋をめどにイーオンの教室で活用してもらい、認識の精度をさらに高めていく。数年内の実用化をめざす。
NTTの人工知能(AI)「corevo(コレボ)」をベースに、日本人が発する英語を一定程度認識できる技術を確立した。イーオンの教室で、生徒が話した英語を文章で表示する取り組みなどを始める。生徒は単語や文法のミスを瞬時に把握でき、授業の質向上につながるとみている。共同実験は来年3月までの予定だ。