石原裕次郎さん 輝きあせず 没後30年、今もファン魅了

2017/7/15 13:19
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 石原裕次郎さんが1987年、52歳で人生の幕を下ろしてから17日で30年。輝きはあせることなく、裕ちゃんは今も多くのファンに愛され続けている。

映画「嵐を呼ぶ男」の石原裕次郎さんと北原三枝さんの写真パネルなどに見入るファン(11日、北海道小樽市の石原裕次郎記念館)=共同

 北海道小樽市で91年にオープンした石原裕次郎記念館。施設の老朽化などから今年8月末で閉館するのを前に、訪れるファンの数は前年同時期の約2倍に膨らんでいる。

 大阪府東大阪市から妻と訪れた森田博さん(69)は「最初に来たのは開館のころで、今日で3回目。裕ちゃんは俺に無いものを全部持っててずっと憧れや」と語る。

 浅野謙治郎館長は「閉館後は1年後をめどに『全国縦断 石原裕次郎遺品展』を東京・銀座から始める」と言う。長年、距離や体調の都合で記念館に行けないという手紙が寄せられ、石原さんの妻、まき子さん(旧芸名北原三枝)が「閉館後はこちらから出向きましょう」と発案した。

■新たにベスト盤

 今月17日には、テイチクエンタテインメントが「俺は待ってるぜ」など出演作の映像とヒット曲を収めたブルーレイ「スクリーンメモリーベスト」と、人気曲を集めた2枚組みCD「石原裕次郎ベストヒット30」を発売。朝日新聞出版は、出演映画のうち93作を1作ずつ振り返っていくDVD付き雑誌「石原裕次郎シアターDVDコレクション」を今月創刊した。

■「反逆児」貫く

 同誌でも解説を執筆する娯楽映画研究家の佐藤利明さんは「デビューの56年は経済白書が『もはや戦後ではない』と記した年で、古いことを壊していい時代になった。裕次郎さんは反逆児であり続け、野球の長嶋茂雄さんと並び立つ国民的スターになった」。

 「不良なのに好青年」というイメージを生かす映画を日活が作り、テレビの時代になっても「太陽にほえろ!」「大都会」「西部警察」とヒットを連発。佐藤さんは「アクションを精いっぱいやるのではなく“さまになる”を本能的にできてしまう。歌も無理せずふーっと歌う。『裕ちゃんが歌うような歌』がムード歌謡というジャンルになった。見た目だけでなく、何をやってもトップを走れてしまうかっこよさがありました」と話す。〔共同〕

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