訪問看護の計画策定支援 ファインデックス、新システム開発
医療システム開発のファインデックスは、患者の病状や薬の服薬状況などのデータに基づき、訪問看護の計画を策定できるサービスの提供を始めた。訪問看護を手がける事業者の計画策定を支援する。客観的なデータに基づく計画をもとに訪問看護をすることで、サービスの質を高める。
日本訪問看護財団(東京・渋谷)の評価手法をもとに看護計画を策定するシステムを開発した。患者の病歴や生活習慣など約230項目のデータをもとに最適な看護計画を策定する。
計画は診療結果をもとに3カ月に1回程度見直すことで計画の妥当性を客観的に判断できる。サービス利用の初期費用は5万円で、月額利用料は5000円から。
集めた訪問看護のデータをもとに人工知能(AI)を使って分析することで、より最適な看護計画を提案する。訪問看護のノウハウを蓄積し、異常を早期に発見したり、病気を予測したりすることを目指す。医療費の削減にもつなげる。