鈴木商店の功績を後世に 神鋼や双日、モニュメント設置祝う

2017/7/8 6:00
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神戸で創業し、大正時代に日本を代表する一大商社となった鈴木商店のモニュメントが7日、神戸市中央区の本店跡地に設けられた。同日の除幕式には鈴木商店を母体とする神戸製鋼所双日など4社のトップが神戸開港150年の節目での設置を祝った。

御影石製のモニュメントには鈴木商店の生い立ちや、女主人の鈴木よね、大番頭の金子直吉が中心となって多くの製造業を起業したことなどが刻まれている。元社員の親族らから成る「辰巳会」や有志ボランティアらが参加する鈴木商店記念館が功績を残そうとモニュメントを企画した。

鈴木商店は1874年に砂糖輸入商として創業。製粉や製鋼など多角化し、大正期に売上高日本一の総合商社となった。だが1918年の米騒動で買い占めを噂されて本店などを焼き打ちされ、27年の金融恐慌で破綻した。

久元喜造・神戸市長は「神戸経済界の起業マインドを新たな形で受け継ぎ、さらに発展させたい」と発言。神戸製鋼の川崎博也会長兼社長は「先人のように努力を重ねて時代の変化に柔軟に対応したい」と話した。モニュメントは神戸市に寄贈された。

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