高崎ビューホテル ココパルクに事業譲渡へ

2017/7/8 7:00
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今年末での閉鎖を予定していた高崎ビューホテルが、駐車場運営のココパルク(群馬県高崎市)に譲渡されることが決まった。ホテルを運営する日本ビューホテルとココパルクが7日、高崎市役所で基本合意書に調印した。ホテルは名称を変更したうえで来年以降も営業を継続する。譲渡金額などは今後詰める。

ホテルは耐震診断の結果、震度6強以上で倒壊の懸念があると指摘され、補強に多額の費用が必要と見込まれたことから日本ビューホテルは営業を断念。建物を解体して土地を売却する方針だった。閉鎖による中心市街地空洞化を懸念した高崎市や高崎商工会議所が、地元企業に事業引き受けを打診していた。

ココパルクは製菓業のドンレミー(東京・足立)傘下。グループ企業が高崎駅前でビジネスホテルを経営している。今後はホテルを営業しながら耐震工事を進めるとみられる。従業員の雇用も継続する方向で調整する。

高崎商工会議所によると、会員企業からも支援の申し出が相次いでおり、ココパルクが中心となった共同出資会社を設立し、ホテルの運営に当たる見通しという。

高崎市は都市規模の割に宴会場などを備えた都市型ホテルが少なく、高崎ビューホテルの業績も安定して推移していたもようだ。高崎市の富岡賢治市長は「高崎の発展に水を差される話だったが、ホテルが継承されることになり安心した」とコメントした。

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