2019年1月21日(月)

クルーズ船客、貨物線で輸送 JR秋田支社など

2017/7/1 7:01
保存
共有
印刷
その他

JR東日本秋田支社と秋田県、秋田市は30日、秋田港を訪れたクルーズ船の乗客をJR貨物の貨物線を使ってJR秋田駅に輸送する「秋田港クルーズ列車」を運行すると発表した。8月の「竿燈まつり」にあわせて試験運行し、来年以降の本格運行につなげる。クルーズ船の乗客のために貨物線を活用するのは全国で初めてという。

29日付で東北運輸局に許可申請を出した。7月中にも認可される見通し。竿燈まつりが行われる8月3~6日に秋田港に寄港するクルーズ船の乗客を対象に計10本を試験運行する。

JR貨物の秋田港駅に乗降用のタラップを仮設し、同駅からJR秋田駅までの8.9キロメートルを約15分で結ぶ。車両は4両編成(計240席)で、運賃は200円程度を想定している。

クルーズ船の秋田港の寄港回数は2017年度に19回の予定で、16年度(10回)から倍増し過去最多となる。秋田港は秋田市の中心部から約10キロ離れており、市の中心部を訪れたりJR秋田駅を経由して県内観光地に向かったりする乗客はバスなどを利用していた。

JR秋田支社に列車運行を要請していた佐竹敬久知事は「観光シーズンはバスが満杯になるなど2次交通が課題だった。大量輸送できれば全県への経済波及効果が高まる」と述べた。秋田市の穂積志市長も「(17年度の日本遺産に選ばれた)北前船が寄港した各港との連携にもつながっていけば」と期待を表明した。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報