米産牛バラ肉の卸値上昇 前年比3割高、現地需要が増加
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牛丼やしゃぶしゃぶに使う米国産牛バラ肉の価格が一段と上昇した。景気が底堅い米国で外食向けの消費が増え、国内でも引き合いは堅調だ。米産地で生産が追いつかず、品薄感が出ている。中国の輸入解禁に伴う需要拡大への期待はしぼんだものの、当面は高値が続くとの見方が目立つ。
ショートプレートと呼ばれる米国産バラ肉の6月下旬時点の卸価格は1キロ755円前後。前年同月比34%上昇した。2016年末から上昇傾向にあ...
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