株式分布、個人の存在感また低下 昨年度17.1%
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東京証券取引所などが20日発表した2016年度の株式分布状況調査によると、日本株の個人の保有比率(金額ベース)は3月末時点で前年度に比べて0.4ポイント少ない17.1%だった。1970年度の調査開始以来、過去最低を更新した。昨秋以降の株価上昇で株式を手放す個人が多かった半面、投資家の裾野が広がらなかった。外国人投資家の保有が再び増え、年金資産などを預かる信託銀行の存在感も高まった。
個人投資家の...
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