東京製鉄、鋼材販価を据え置き―7月契約分 5カ月連続で

2017/6/19 22:43
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 電炉大手の東京製鉄は19日、7月契約分の鋼材販売価格を前月と同水準に据え置くと発表した。据え置きは5カ月連続。鋼材の荷動きは鈍く、取引価格も同値圏が続く。夏以降に建築物件向けなどの需要が回復するとみて、鉄鋼メーカーは追加値上げの時期を探っている。

 鉄鋼メーカーは国内で需要に見合った生産を続け、鋼材の流通在庫は低水準で推移する。各社は原料コスト増などを理由に、製品の追加値上げの姿勢を崩していない。中国で鋼材価格が反転したことも下支え材料となっている。

 流通市場では「需要は盛り上がりに欠け、過去の出荷価格の引き上げ分の転嫁に時間がかかっている」(千葉県の鋼材問屋)との声が多い。

 東鉄の今村清志常務は同日、東京五輪や都心再開発関連の需要が少しずつ出始め「国内では建築向けなどの注文が入り、手応えを感じている」と指摘。今後については「夏に向けて市況は上昇基調に入る」との見通しを示した。

 今後は開発案件など鋼材問屋を通さない長期契約の物件向け販価を引き上げ、市況全体を押し上げる方針だ。

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