百貨店売上高、実質1%増 道内5月

2017/6/16 7:00
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日本経済新聞社の集計によると、道内百貨店の5月の合計売上高は124億6400万円と、前年同月比で4.9%減った。2016年9月末に閉店した西武旭川店の売上高を除いた実質では1.0%増と、5カ月連続で増収だった。訪日外国人(インバウンド)消費の追い風で札幌市内の百貨店が堅調な一方、恩恵が及びにくい地方の百貨店は苦戦が鮮明となっている。

札幌丸井三越は1.0%増。商品別にみるとブランド品や化粧品が好調だった。インバウンド部門が31%増だったうえ「国内客にもルイ・ヴィトンなどのブランド物がよく売れた」(担当者)という。西武旭川店の閉店により、旭川からの来店客の購買も伸びている。

大丸札幌店は3.0%増。インバウンドが4割弱伸びた。「日曜が1日少ない割には、アパレル部門も悪くなかった」と担当者は話す。東急百貨店札幌店は2.4%増。インバウンド部門は68%増と好調だった。

訪日客消費の恩恵が及びにくい地方都市の百貨店は苦戦が続く。帯広市の藤丸は9.8%減。昨年5月に開催した物産催事を6月にずらした影響が大きいが、それを除いても1.7%減だった。丸井今井函館店は7.7%減と11カ月連続でマイナスとなった。

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