ダイト、後発薬で米国・ASEAN市場開拓 抗がん剤にも注力
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医薬品製造のダイトは新たなビジネスの開拓を進めている。抗がん剤分野と海外市場への展開だ。同社は原薬と製剤の生産体制を持ち、製剤では後発薬の自社開発と新薬の受託製造を手掛ける。薬価引き下げや海外企業勢の参入など競争環境が厳しくなる中、「ハイブリッド経営」を生かして事業拡大を目指す。
「高血圧や糖尿病など生活習慣病の薬はほぼ出尽くした。今後、伸びていくのは抗がん剤市場だ」。大津賀保信社長はこう強調す...
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