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新潟薬科大の上田市誘致 困難に 長野県薬剤師会などが反対

上田市による新潟薬科大学の長野薬学部誘致が事実上困難になった。市は2日、同学部の設置について長野県薬剤師会など3団体から反対の意向を伝えられたと発表した。新潟薬科大は県と市に各25億円の援助を要請しているが、県は「関係団体の賛同がなければ支援は難しい」(私学・高等教育課)との立場。上田市も「支援は県の協力が不可欠」(政策企画部)としており、誘致計画は白紙に戻る見通しだ。

新潟薬科大を経営する学校法人新潟科学技術学園(新潟市)は今月28日に理事会を開き、移設の是非を決定する予定。同大は2日、日本経済新聞の取材に対し「資金援助が全くない場合は設置は難しい」と回答した。

長野県が5月に県薬剤師会、県医師会、県歯科医師会の3団体に聞き取り調査をし、1日に上田市に調査結果を伝えた。同市によると、3団体は反対の理由として全国の地方薬科大の定員割れなどの現状や、新潟薬科大が要請する資金援助額の大きさなどを挙げた。

2日の記者会見で上田市の母袋創一市長は「(3団体が示す)懸念の払拭に、すぐには応えられない」と誘致に慎重な姿勢を示した。一方、阿部守一知事は同日の記者会見で「上田市の意向を尊重して対応を考えたい」と述べるにとどめた。

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