JR西日本、シニア派遣に参入 キャリアと新会社設立

2017/5/31 6:00
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JR西日本は30日、企業の定年退職者などシニアの人材派遣事業に参入すると発表した。少子高齢化で労働人口が減るなか、働きたいシニアを事務系職場や飲食、介護など人手不足に悩む地域の企業に派遣して沿線の活性化につなげる。まずは京阪神の企業を中心にシニア人材を派遣し、今後は中国や北陸などに広げることも検討する。

人材サービスのキャリアと共同出資会社「JR西日本キャリア」(大阪市)を6月下旬に設立する。出資比率はJR西日本が51%、キャリアが49%となる。JR西日本の取引先などを活用してシニア人材の雇用に前向きな企業を開拓する。1年後の派遣人数は常時1千人で、数年以内の黒字化を目指す。

シニアの就労意欲は高いが、体力面やIT(情報技術)の知識などで不安を感じる人が多く、企業側も受け入れ体制が整っていなかった。JR西日本キャリアでは業務内容の見直しなどシニアの受け入れ方法を企業に助言してシニア人材の雇用を促進する。

JR西日本の沿線では地方などで人口減少が進んでいる。漁業などを支援して地域産品の開発に取り組んでいるが、今回は人材面で地域振興を後押しする。

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