明治大、糖尿病の合併症再現 遺伝子操作のブタで
[有料会員限定]
明治大学の長嶋比呂志教授らは、遺伝子操作したブタを使い、失明につながる網膜症や腎不全など糖尿病の合併症を再現した。飼育を続けると、血管がもろくなって人間とよく似た合併症が表れた。マウスのような小動物では再現できていたが、大型の哺乳類ではなかった。合併症を引き起こす仕組みの解明や治療法の研究に役立ちそうだ。
糖尿病は血糖値を下げるインスリンをうまく作れなくなることなどで発症する。高血糖で血管や神経...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り390文字