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大卒就職率、17年春最高97.6% 人手不足で積極採用

文部科学、厚生労働両省の調査によると、今春卒業した大学生の就職率(4月1日時点)は前年を0.3ポイント上回る97.6%で、1997年の調査開始以来最高となった。上昇は6年連続。求人増で学生の就職意欲が高まり、卒業者に占める就職希望者の割合(就職希望率)も74.7%と最高を更新した。両省が19日発表した。

就職率は就職希望者のうち、実際に仕事に就いた学生の割合。全国の国公私立大62校の4770人について調べた。

人手不足などを背景に企業側は採用を活発化。大和証券グループ本社は今年4月入社の採用数が当初計画(643人)を上回る700人になり、うち678人が入社した。

女性を積極採用する姿勢もうかがえる。文科省などの調査によると今春の女性の就職率は2016年比0.4ポイント増の98.4%で、5年連続で男性を上回った。文科省は「女性の活躍を支える国や企業の取り組みも、社会進出を後押ししたのではないか」と分析する。

一方、就職希望率は0.7ポイント改善し6年連続で上昇。進路を迷っている場合、「特に文系では進学ではなく就職を選ぶ傾向がある」(明治大の小林宣子・就職キャリア支援事務長)という。就職した卒業生は41万6100人(文科省推計)と前年から2.9%増えた。

新卒採用が売り手市場になっていることを受けて、学生側には楽観的な見方が広がっているようだ。就活支援のマイナビ(東京・千代田)が4月下旬に実施した調査では、18年卒業予定の学生で就活について「不安がない」と答えたのは24.5%で、17年卒を対象にした1年前の調査に比べて6.7ポイント上昇した。

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