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突然眠り込む睡眠障害、発症抑える物質開発 筑波大

筑波大学の柳沢正史教授らは、突然眠り込んでしまう睡眠障害の「ナルコレプシー」を治療する効果がある物質を開発し、マウスを使った実験で確認した。さまざまな睡眠障害の根本的な治療法の開発につながると期待する。米科学アカデミー紀要電子版に16日掲載される。

ナルコレプシーは突然気絶するように眠ってしまったり、気持ちが高ぶったときに全身の力が抜けて倒れ込んだりする。脳内で「オレキシン」というホルモンが欠乏し、睡眠と覚醒をうまく切り替えられなくなるために発症する。オレキシンを注射したり飲んだりしても体内で分解されて脳には届かず、治療には使えない。

オレキシンは脳が覚醒し続けるための神経回路にくっつくことで機能する。研究グループはオレキシンと同じ働きを持ち、体内で分解されにくい物質「YNT-185」を開発した。6匹のマウスに3日間、注射などで与えたところ、発作を抑えられた。

今回の成果を生かし、少量を飲むだけで治療効果のある物質の開発を目指す。このほか鬱症状による過眠症などナルコレプシー以外の睡眠障害の治療法の開発にもつなげる狙いだ。

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