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オリックス純利益5%増で最高 17年3月期、不動産などけん引

オリックスが15日発表した2017年3月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前の期比5%増の2732億円と3期連続で過去最高を更新した。不動産や生命保険事業が好調で、関西国際空港などの運営事業も利益を押し上げた。

売上高に当たる営業収益は13%増の2兆6786億円、税引き前利益は9%増の4249億円だった。所有ビルの売却が進み、不動産事業は7割の増益となった。生命保険の新規契約や銀行の住宅ローン残高も伸びた。昨年4月に関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営を始め、約60億円の増益効果になった。

国内の法人融資やリースを中心とする法人金融サービス事業は1割の減益だった。前の期に株式売却益を計上した反動が大きかったほか、「マイナス金利の影響で利ざやを確保しづらい」(小島一雄副社長)という。

18年3月期通期の純利益は前期比10%増の3000億円を見込む。海外のリースや資産運用事業を拡大する。

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