/

骨を作る仕組み解明 京大、メダカのたんぱく質で実験

京都大学の森和俊教授の研究グループは12日、骨を作る役割を果たす、たんぱく質の詳しい働き方を突き止めたと発表した。細胞の中でたんぱく質の品質管理をする組織「小胞体」の中で働いており、骨などを作るのに必要な物質を細胞外に運んでいた。先天的な骨の異常などの病気の治療に役立つ可能性があるという。

森教授らが目を付けたたんぱく質「BBF2H7」は、脊椎動物では骨などの器官を作るのに欠かせない。メダカを使った実験で働き方を調べた。小胞体にあるBBF2H7を働かなくしたメダカを観察。尾が短く、短命だったため原因を調べた。

その結果、BBF2H7が器官の形成に必要な大きな物質を細胞外に運ぶために乗り物のようなものを作っていることが判明した。

成果は米科学誌ジャーナル・オブ・セルバイオロジー(電子版)に掲載された。

森教授は分子生物学の第一人者で、これまでに小胞体が細胞内の不良品を見つけて分解する仕組みを解明するなどの研究成果を上げている。2014年にはノーベル賞の登竜門と呼ばれる米国の医学賞「ラスカー賞」を受賞した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン