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ロイヤルホテル、蔭山新社長を発表 中之島再開発に期待

ロイヤルホテルは12日、三井住友銀行の蔭山秀一副会長(60)を6月29日付で社長に迎える人事を正式発表した。蔭山氏は関西経済同友会の代表幹事も務める人物。ホテルの刷新など自社の競争力強化だけでなく、大阪市中心部で進む再開発やカジノを含むIR(統合型リゾート)誘致といった大型事業に向けた手腕の発揮も期待している。

ロイヤルホテルは関西経済界の有力企業が出資して設立。大阪・中之島で主力の高級ホテル「リーガロイヤルホテル」を運営する。皇族が利用する「関西の迎賓館」としても知られ、1970年の大阪万博や95年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)大阪会議などでも使われた老舗だ。

バブル崩壊後は多額の有利子負債で厳しい経営が続いた。2006年には森トラストと資本業務提携して経営再建を推進、老朽化したリーガロイヤルホテルを21年にも建て替える計画だった。

生え抜きの川崎亨社長(67)は現場経験を生かして経営体質の改善に努めてきた。そこに関西へのインバウンド(訪日外国人)客の急増で客室稼働率が上がり、建て替え計画を先送りした。

実際、17年3月期のリーガロイヤルホテルの客室稼働率は82.4%と高水準を維持し、1室当たりの単価も前の期比4.8%増えるなど好調だ。

12日に大阪市内で開いた記者会見で、川崎社長は蔭山氏について「関西での幅広い人脈と営業力を生かし、ホテルの売り上げ向上に取り組んでほしい」と語った。

中之島地区では、大阪府や市などが再生医療拠点や演劇場の開設を目指す方針を掲げて再開発に動き始めている。リーガロイヤルホテルの再開発計画もその中に入っている。川崎社長は街全体をあげた企業価値向上に向けて「夢だった建て替えを実現させてほしい」と語った。

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