2019年1月20日(日)

北洋銀、上光証券を完全子会社化 顧客基盤を拡大、収益多角化

2017/5/13 7:02
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北洋銀行は12日、2018年1月1日付で上光証券(札幌市)を株式交換により完全子会社化すると発表した。業務提携関係にある上光証券との連携を強化することで顧客基盤を拡大。共同店舗の展開などを通じて、総合的な金融サービスを提供する。日銀のマイナス金利政策の影響で利益が伸び悩むなか、収益源を多様化する。

両社は12日に完全子会社化に向けて具体的な検討・協議に入る基本合意書を締結した。8月に株式交換契約を結ぶ方針。交換比率については今後協議して決める。北洋銀が上光証券株に割り当てる株式は自己株式を充当し、新株は発行しない。上光証券は10月に株式交換を承認するための臨時株主総会を開く。

北洋銀は上光証券の株式を5%保有し、子会社の保有分(6.4%)も合わせるとグループで11%強を持っている。上光証券の松浦良一社長は北洋銀の出身で、人的な結びつきも強く、顧客を紹介する業務提携も結んでいる。北洋銀は超低金利を背景に貸し出しから得る利ざやが薄くなっている。収益基盤を拡大するため上光証券の完全子会社化に踏み切る。

北洋銀は顧客の資産運用の相談に応じる店舗内コーナー「コンサルティングプラザ」を今年度中に6カ所から19カ所に増やす計画。そのうちのいくつかは上光証券と共同展開することを想定している。石井純二頭取は12日の記者会見で「金融商品の拡充や相談窓口のワンストップ化で顧客の多様なニーズに応え、シナジー(相乗)効果を高めていきたい」と話した。

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