埼玉県信金、カード振込一部利用制限 高齢者の詐欺被害防ぐ

2017/5/12 7:01
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埼玉県信用金庫(埼玉県熊谷市)は15日、高齢者を対象にキャッシュカードによる振り込みの制限を始める。カード振り込みを普段利用していない人の振込限度額をゼロにする。ATMに誘導する振り込め詐欺の増加に対応し、被害を未然に防止する。

過去3年間にキャッシュカードによる振り込みを利用していない70歳以上が対象になる。制限は店頭でキャッシュカードと本人確認書類を提示すると解除できる。

市役所の職員などを装って医療費や保険料が戻ると偽り、現金をだましとる還付金等詐欺の被害が増えている。埼玉県警によると、1~3月末の振り込め詐欺の認知件数は256件だった。そのうち還付金等詐欺は前年同期より30件多い64件で被害金額は7434万円だった。

県内信金では、青木信用金庫(川口市)が先駆けて高齢者を対象にした利用制限を始め、川口信用金庫(川口市)、飯能信用金庫(飯能市)も続いた。埼玉県信金が始めると、県内の全信金が利用制限を導入することになる。

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