/

ガソリン、下落は小幅 大型連休の店頭価格 車利用増加で

2017年の大型連休中のガソリンの店頭価格は小幅な下落にとどまった。好天や日並びの良さから、車での外出機会が増えた。連休中に原油が大幅に値下がりしたものの底堅い需要が価格を下支えし、スタンド間の安値競争は限定的だったようだ。

「今年は予想より値下がりしなかった」。都内のあるガソリンスタンド経営者は胸をなで下ろす。資源エネルギー庁が10日発表した8日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は前週比0.4円安い1リットル133.1円だった。石油元売りが大型連休前に卸価格を引き下げたのを受け、店頭価格も下がった。

岡山、北海道など31都道府県で値下がりした。大分、茨城など6県は横ばいだった。長崎、神奈川など10府県は値上がりした。最高値は鹿児島の141.0円、最安値は徳島の128.1円。東京は133.9円、大阪は132.5円だった。

もっとも下がり方は、スポット(業者間転売)市場に比べて緩やかだ。京浜地区のスポット価格は現在、1キロリットル10万1750円(陸上物、中心値)と4月初めと比べて5%安い。店頭価格は4月初めと比べて1リットルあたり0.8円(1%)安にとどまる。

連休中に自動車の利用が増えたことが大きい。国土交通省が発表した大型連休中(4月28日~5月7日)の高速道路と国道の交通状況によると、高速道路の交通量は前年と比べて8%増加した。国道の交通量も前年比3%増えた。帰省や旅行などで車を使う人が多かったことがうかがえる。

原油価格の下落を受け、今週、一部の石油元売りはガソリンの卸価格を1リットルあたり1円程度引き下げると系列の特約店に通知した。石油情報センターは「来週も小幅に下落しそうだ」と予想する。次の需要期は夏のドライブシーズンだ。石油業界は需要の盛り上がりに期待を寄せる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン