社外取締役の報酬、日本は米の4分の1 年平均669万円
[有料会員限定]
日本の企業統治改革の中で中心的な役割を期待されている社外取締役。その報酬は米欧企業に比べて低く、平均水準は米国の約4分の1にとどまることが分かった。経営参画の度合いや責任が高まる中で十分な報酬を受け取っていないとの声も出ている。J・フロントリテイリングのように株式報酬の導入によって社外取締役の待遇改善を検討する企業も出てきた。
労務行政研究所の調査(119社の228人が対象)によると、2016年...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1206文字