国立健康・栄養研、大阪・摂津市の「健都」に移転へ
厚生労働省などは同省所管の国立健康・栄養研究所(東京・新宿)を2019年度を目標に大阪府摂津市の「北大阪健康医療都市」(愛称「健都」=けんと)の産業用地に移転すると7日発表した。大阪府が政府関連機関の移転の一環で要望していた。同研究所は健康の保持や栄養・食生活の調査・研究をしており、健都に移る国立循環器病研究センターとの連携に期待している。
大阪府への政府機関の移転では、特許庁も同庁所管の独立行政法人、工業所有権情報・研修館(略称INPIT=インピット)の近畿統括本部を大阪市北区の複合施設、グランフロント大阪に設けると発表した。