関西中小、反転攻勢へベア 大手超え目立つ
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関西の中小製造業が2017年春の労使交渉で、基本給を引き上げるベースアップ(ベア)に取り組んでいる。大手企業の妥結額で多かった月額1千~1500円を上回る回答が目立つ。円安・ドル高が輸出関連の中小企業に追い風になっている面もあるが、人手不足が続く中で人材確保のため賃上げや待遇改善に踏み切る、反転攻勢を目指した判断といえそうだ。
機械・金属関連のメーカーの労組でつくる、ものづくり産業労働組合(JA...
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