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沢藤電機と岐阜大、アンモニアから水素生成

沢藤電機と岐阜大学はアンモニアを原料に高純度の水素を製造する装置の試作機を共同開発した。

プラズマを使って常温、無触媒でアンモニアから水素をつくる。低コストなうえ、装置起動から2~3分で生成できるのが特徴だ。2020年の実用化をめざしており、燃料電池自動車が利用する水素ステーションなどへの普及を狙う。

装置内に供給したアンモニアをプラズマが水素と窒素に常温状態で分解する。さらに水素を分離する特殊な膜に通すことで残留アンモニアを混入させず取り出す。同大によればこの装置で製造した水素は純度99.999%を達成し、燃料電池に使ったところ発電を確認したという。

アンモニアの分解には触媒反応法と呼ばれる手法が用いられ、触媒を400~800度の高温にする必要があり「高温にするのに2~3時間必要」(沢藤電機)。高価な貴金属を触媒とするため高コストも課題だった。

次世代エネルギーとして水素が燃料の燃料電池が注目されているが、水素の貯蔵や運搬には圧縮や冷却が必要になる。水素より手軽に扱えるアンモニアを使うことで、必要な時や場所で新装置から水素をつくれるようになるという。

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